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2006-06-16 (金)

*エレベータとか

最近ずっと話題になっているエレベータ.扉を開けたまま動き出すなんて,プログラムにバグでもあったんじゃ無いのかな?っと,思っていたらやっぱりそうでした.(いつ思ったのか不明だけど,そんな話を16日に見たはず.というか,これを書いている今日は何日なのでしょうか?)

まぁ,ソフトウェアにバグは付き物なので,扉が開いているときは,機械的に止めておくべきでしょう.エレベータの制御プログラムも,複数の階で人が待っているときに効率良く往復するとか,複数台が協調して動くとか,あるでしょうから複雑になりそうですね.こういうときに,安全に関わる部分に,そうで無い部分の不具合が影響しないようにする対策ってなされているんでしょうか.まともなOSを載せてプロセスを管理をさせるのも大袈裟すぎる気もしますし,制御回路を分けてしまうのもなんだかメンテナンスが面倒そうだし.どうやってるのかな?

でも,コンピュータってバグが無くても,一定確率で誤動作するんですよね.エネルギーが高めの宇宙放射線がメモリに飛び込むとか.バスの配線を流れる電子が,ちょっと多めにトンネル効果で隣の線に移動してしまうとか.まぁ,前者はともかく,後者は今までに起こったことは無いでしょうが.ただ,今時は車も船も飛行機もコンピュータで動いている時代です.リスクマネージメントの観点から言えば,そんなことにお金をかけて対策するよりも,何かあった時に損害賠償を払う準備をするべきだと言うことになりますが,利用者はちゃんと分かっているんでしょうか.これはコンピュータに限らずあらゆる製品に言えることです.

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