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2010-05-03 (月)

*mzk-wnhにLinuxをインストールした

BBR-4MGと比べてメモリにかなり余裕があるので,あまり変なことをせずに普通の設定で.もともとLinuxが入っていただけあって,カーネルを動かすのは簡単.

とりあえず,拾ってきたRT2860用の無線LANドライバを組み込む.設定ツールが無くて困ってたら,RT305x用のSDKを見つけたので,そこから拝借.というか,Linuxのソースも入ってたのでこっちをmakeすれば良かった.

2.6系では,initrdの代わりにinitramfsというものがあるのか.newfsしなくて良いし,こっちの方が便利っぽいな.今回はVM上のUbuntuでやったけど,これならFreeBSD上でも楽できるかもしれない.

CFIを有効にして適当なマップを用意すれば,すればすんなりMTD経由でFlashが使えるのでファイルシステムはそっちにおく.

mzk-wnhの設定画面から書き込めるイメージも作ってみる.U-Bootのイメージそのままではだめで,先頭20バイトにファームウェアの情報をつけないとだめなようです.あと,ファイルの最後に2バイトのCRCを付ける必要がある.

なので,カーネルイメージを20バイト後ろにずらして,本来のファームウェアからコピーしてくる.20バイトのうち,16バイトはファイル識別用のデータとバージョンとかなので,気にしなくてOK.4バイトのサイズに実際のサイズをリトルエンディアンで格納.CRCは面倒なので,適当な数字を入れておいたら,書き込む画面でCRCが違うというエラーと共に正しいCRCが表示されるので,それを書き込む.

U-Bootが使えるので安心していじれます.

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