回路作成

本来なら回路の設計からですが,時間の都合や,同じ回路を大量に作る方が安く済むので, 前もって決めてある回路を作ります. とはいっても,拡張できるように回路や基板を作ってあるので, 余裕がある人は色々と工夫してみてください.

道具

最低限必要になる道具です.いきなり買い揃える必要はありませんが.

大まかな流れ

ほとんどが,手を動かす作業です. 頭を働かせなくても進みますが,できれば意味も考えてみてください.

基板作成

まず,プリント基板を作ります. プリント基板というのは,色々な部品を半田付けする板です. この板の上に,銅箔で配線がされています. 自分で銅線を使って配線しなくても良いので楽です.

買ってきて何もしていない基板には,すべての面に銅箔がついています. この銅箔の余分な部分を溶かすことで,必要な配線をつくります. このためには,感光・現像・エッチングという3つの段階を踏みます.

まず,配線のパターンが印刷されたフィルムを重ねて感光します. 基板の表面には薬品が塗ってあり銅箔を保護しています. 光が当たった部分は化学変化を起こして,現像したときに流れ落ちます. 現像したら,今度はエッチング液に浸して,銅を溶かします. 光が当たらなかったところは,皮膜が残っているので,溶けません. パターンがきれいに出たら,ドリルで穴を開けます.

それでは,基板を作ってみます.感光~エッチングまでは一日でやりましょう. 基板を空気中に晒しておくと錆びたりします.

感光

10~15分くらい感光させます. この時間によって失敗したり成功したりするので,うまく調節してください.

現像

現像液に浸して現像します. 少し揺らすと数秒でパターンが浮かび上がります. 現像が済んだら軽く水洗いしてください. 水で洗ってパターンが剥がれたりしなければOKです.

エッチング

エッチング液に入れて銅箔を溶かします. エッチング液は少し温めて,動かしながらやると早く済みます.

終わったら水洗いして,アルコールで残った感光剤をふき取りましょう. すぐに穴を開けない場合は,フラックスを塗ってから保管.

使用済みエッチング液は銅が溶けていて有害ですので,適切に処理してから処分してください.

穴あけ

たくさんありますが,慎重にあけてください. 最初のいくつかをあけたら,基板の裏表を確認してください. 力が強すぎると,穴の周りにひびが入ったり,基板の一部が剥がれたりしてしまいます.

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