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C言語入門::前書き

このC言語入門を読んだくらいではプログラムが書けるようにはなりません. C言語を理解するのと,プログラミングが出来るようになるのは別の次元の話です. 英語の文法を勉強することと,英語の小説を書くことくらい違います.

というように,いきなりやる気が無くなりそうなことを書いてありますが, 事実なので仕方がありません.プログラムは,実際に書いて覚えるのが一番楽です. プログラミングには,プログラミング言語の文法以上にたくさんの知識やテクニックが 必要になってきます.そういうものは,いくら文章で説明されてもなかなか実感できません.

このC言語入門は,信州大学のロボット研究会の新入部員のために書いたもので, 初めてプログラミングに触れる人が,短期間でC言語のプログラムを書けるように なることを目的としています. 「短期間で」というと「○日でわかるC言語」みたいな本が存在すると思いますが, そういった本では,標準関数が使えない場合やビット演算を駆使する場合など, マイコンでのプログラミングには対応できない場合もあると思います.

この文章を書いた目的上,短期間で,C言語の文法をひととおり網羅しつつ, 最低限のサンプルを実行して確認する方針で書いています. 週に2ページくらいで,1ヶ月が目安. サンプルを参考に,実際に自分で考えて応用してみてください.

C言語がわかっても,思ったようにプログラムが書けるようになるまでは何年もかかるかもしれません. C言語なんてプログラミングを覚えるついでくらいの気構えでいいかもしれません.

入門といいながら,コンパイラの使い方やエラーの読み方などはあまり解説していません. このあたりは,環境によってかなり違うので…….

……C言語なんか分からなくても生きていけます.

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